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開幕直前!「シルヴィ・ギエム&デヴィッド・ホールバーグ記者会見」、オーストラリア・バレエ団『ドン・キホーテ』公開リハーサル

photo: Shoko Matsuhashi

いよいよ開幕する15年ぶりの日本公演のために、オーストラリア・バレエ団(以下、TAB)が来日! 公演に先駆けて、今回の日本公演で上演するヌレエフ版『ドン・キホーテ』の作品指導を務める伝説のバレリーナ、シルヴィ・ギエムさんとデヴィッド・ホールバーグ芸術監督による開幕記者会見と公開リハーサルが行われました。シルヴィ・ギエムさんが記者会見に応じるのは引退後の2018年以来のことで、さらに作品指導の様子を公開するのは初めてのことです。2023年、TABのヌレエフ版『ドン・キホーテ』新制作の際、ホールバーグ芸術監督が依頼してシルヴィ・ギエムさんをゲストコーチに招き、日本公演にも参加されます。

ホールバーグ芸術監督は作品指導について、「ダンサーの一人一人の個性を活かして、存在を認めた上で指導して頂いたのが嬉しかった」と語りました。シルヴィ・ギエムさんからは「ルドルフと私はさまざまな作品でご一緒しました。彼が持つ知性、賢さ、ときにユーモアがバレエ団の踊りに反映されていると感じる」と語り、「(ホールバーグ芸術監督から)私は物事のシンプルさを好むのですが、一緒に仕事をしたいかどうか聞かれて、その質問方法にも優しさを感じ、ぜひ受けてみたいと思いました」と芸術監督からオファーがあった際の様子を話して頂きました。

記者会見には、初日の主演を務めるプリンシパル、アコ・コンドウ(近藤亜香)さんとチェンウ・グオさんも登壇。近藤亜香さんは、日本語で挨拶。「シルヴィさんに最初お会いした時は、もの凄く緊張しました。でも、テクニックのことはこれまで一度も言われず、キトリのキャラクターをどう生きるのか、チェンウが踊るバジルとの関係性をお客様にどう伝えるのかということに重きを置いて指導いただきました」「悩んでいる時に、一つの型にはまらず、こういうことをやってみたらどうか、というダンサーとして最終的に自信に繋がる指導をして頂きました。シルヴィさん、デヴィッドさん、サポートして頂いているバレエ団のアーティストを支えるチームがいることが心強く、自信を持って楽しんで踊ることができるようになりました。自分の中で成長を感じているので、日本に帰ってきて『ドン・キホーテ』を踊ることができるのを楽しみにしています」と話してくれました。パートナーのチェンウ・グオさんは「シルヴィ様」と呼び、「神様のような存在とお仕事ができると思っていませんでした」「最高位のプリンシパル以上のことを目指すにはどうすればいいのかと悩むこともありましたが、技術的にも精神的にも安全できる環境で自分らしさを重んじて踊ることを、シルヴィ様から教わりました。誰かに認められたりするのではなく、自分というアーティストがやっと完成されたというような感覚です。楽しむことが大事。ダンサーとしても人間としても、高めて頂きました」と感謝の言葉を述べました。

開幕記者会見に、初日を踊る近藤 亜香とチェンウ・グオも登壇


公開リハーサル
キトリ役:ジル・オオガイ、バジル役:マーカス・モレリ

リハーサルで踊ったプリンシパルダンサーは、飛行機で日本に着いたばかり。本番までさらに仕上げていくという趣旨の芸術監督の言葉が冒頭にありました。

バレエ界で伝説のお二人が作品指導に揃い、稽古場で公開リハーサル。デヴィッド・ホールバーグ芸術監督が、シルヴィ・ギエムさんに全幅の信頼を寄せていることがよく分かり、監督は鏡の前に座りながら時には立ち上がってダンサーのフォローをするように、キトリの手を取るバジルの動きを見せることも。一瞬の動きにも、役のニュアンスが感じとれ、バジル役のマーカス・モレリさんが続いて踊ります。キトリ役のジル・オオガイさんは、笑顔も稽古場での佇まいもチャーミング。実際に何度か動いてみてシルヴィ・ギエムさんに相談し、談笑する明るい様子が見られました。マーカス・モレリさんは、精悍でエキサイティングな踊りで魅了し、同時にパートナーとの動きの細部まで踊りを詰めていく様子にクレバーな一面が見られました。

音楽をよく聞く、リフトを演技の流れで行う、繰り返される振りを1回目と次でニュアンス変えていく、スピードの緩急をつけるなどのアドバイスがシルヴィ・ギエムさんからありました。そしてホールバーグ芸術監督が一言添えたり、役の動きを見せたりすることによって、触発された主演コンビから自発的にキャラクターが生まれてさらに活き活きと立ち上がってくる様子が伝わります。

ホールバーグ芸術監督が可能性豊かな才能溢れるプリンシパルたちを見守る、現在のカンパニーが持つ温かな雰囲気を感じ、それでいてダンサーの持っている才能や力を発揮してもらうことに注力して見据える眼差しが印象的でした。

芸術監督が目指すのは、高度なテクニックを超えて、ダンサーたちの人間性で踊ることを期待するヌレエフ版『ドン・キホーテ』。日本での上演が待たれます。

先日のSTARRing MAGAZINEインタビューでは、ホールバーグ芸術監督にダンサーが全力を出し切るために日頃より考えていることを語って頂きました。シルヴィ・ギエムさんに対する厚い信頼、本日の記者会見とリハーサルに参加頂いたプリンシパルへのコメントも掲載された、デヴィッド・ホールバーグ(オーストラリア・バレエ団芸術監督)のインタビュー記事はこちら!

インタビュー記事
【来日インタビュー】デヴィッド・ホールバーグ(オーストラリア・バレエ団芸術監督)が、日本公演のヌレエフ版『ドン・キホーテ』、主演ダンサーについて語る!

【来日インタビュー】デヴィッド・ホールバーグ(オーストラリア・バレエ団芸術監督)が語るバレエ芸術

*出演者最新情報は、公式サイト参照
公式サイト
https://www.nbs.or.jp/stages/2025/australia/

 

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デヴィッド・ホールバーグ(オーストラリア・バレエ団芸術監督)に、来日インタビュー!

現役ダンサー時代と変わらないスタイルの良さの、デヴィッド・ホールバーグさん。取材を終えて椅子から立ち上がると、超絶的な足の長さに驚きの声が起きるほど! 質問に対する回答もスマート。聡明で美しいホールバーグさんのインタビューと写真は、こちらをチェック!

インタビュー記事
【来日インタビュー】デヴィッド・ホールバーグ(オーストラリア・バレエ団芸術監督)が、日本公演のヌレエフ版『ドン・キホーテ』、主演ダンサーについて語る!

【来日インタビュー】デヴィッド・ホールバーグ(オーストラリア・バレエ団芸術監督)が語るバレエ芸術

 

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オペラ歌手・脇園彩さん登場! 新国立劇場オペラ『セビリアの理髪師』に出演

ミラノ在住の脇園さん。久しぶりの日本で楽しみなことは?
「日本には大切な人が沢山いるし、生まれ育った国で、とても縁がある土地です。日本を離れてイタリアから見た時に、故郷がもっと好きになりました。家族と暮らしていた時には気がつかなかった素晴らしい部分が外に出てから沢山見えて、自分を愛してくれてしてもらった多くのことを感じ、純粋な気持ちで故郷を愛するようになりました。日本で美味しいものを食べることも楽しみだし、昔からの友人に会えるのも楽しみです!」

インタビュー記事
(前編)
オペラ歌手・脇園彩にインタビュー! 新たな境地で歌う、新国立劇場オペラ『セビリアの理髪師』ヒロインのロジーナ役

(後編)
メゾ・ソプラノ歌手 脇園彩 歌手としての使命―世界は美しいことを伝えたい

 

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Pas de Trois Encore 2025 《バレエとフィギュアに捧げる舞踊組曲2》公演ビジュアルの裏話!


キャッチーな公演ビジュアルの裏話!

上野水香

「やはりキャッチーであるかは非常に大事で、それがビジュアルの目的だと思います。私自身も意見を言って参加して、楽しかったです」

「バレエ作品の世界観から少し離れて、3人が共演するということを見せるためにピタッとハマるように、衣装や表情にもこだわりました」


上野さんの提案で、衣装決めのその場で、ドレスに合わせてネックレスを選んだそう。男性陣のスーツは、現在イタリアで人気のブランド。町田樹さん(右)は、実は椅子に座っていなくて、3人の撮影時のバランスをみて自ら考えたポージング。町田さんの全くブレない体幹が見事。数々のこだわりが感じられる1枚を、インタビュー記事でチェック!

インタビュー記事
上野水香×町田樹×高岸直樹 3人の稀有なアーティストにインタビュー! Pas de Trois Encore 2025 《バレエとフィギュアに捧げる舞踊組曲2》

 

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藤原竜也さんの稽古場エピソード! 彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd Vol.2『マクベス』

稽古場の雰囲気は、熱いですか?

男ばかりのドロドロの稽古場です(笑)。(土屋)太鳳ちゃんが救いで、花のような存在です(笑)。

インタビュー記事
次の段階へと進化する藤原竜也が挑む、待望のマクベス役! 新シリーズ注目の第二弾、彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd Vol.2『マクベス』

 

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2025年劇団☆新感線45周年興行・初夏公演 いのうえ歌舞伎【譚】Retrospective『紅鬼物語』の製作発表!

 
STARRing MAGAZINE 撮影:田中亜紀

撮影:田中亜紀 

登壇者
作:青木豪 劇団主宰・演出:いのうえひでのり
出演者:柚香光/早乙女友貴 喜矢武豊 一ノ瀬颯 樋口日奈/粟根まこと 千葉哲也/鈴木拡樹

劇団☆新感線が、物語る!
今年で45周年を迎える劇団☆新感線を記念した初夏公演、いのうえ歌舞伎【譚】Retrospective『紅鬼物語』(あかおにものがたり)。古来より多くの村や町で伝承が残る“鬼” をモチーフにした、新感線流のお伽噺を上演します。本日は、登壇者を迎えて都内で製作発表会が開催されました。

元宝塚歌劇団花組トップスター柚香光さんは、劇団☆新感線に初登場にして、初主演! 赤のドレスで登場し、抱負と喜びを語りました。

柚香 光
「皆様、本日はありがとうございます。私は出演が決まった時にはもう本当にドキドキバクバクしました。本当に嬉しくて、こんな光栄なことがあるのか、と思いました。 宝塚歌劇団を卒業してから9カ月になるのですが、初対面の皆様との読み合わせ、そして男性の方と初めて本読みをさせて頂き、もう何もかもが新鮮で刺激でした。皆さんと一緒に、これから作品づくりをすることに凄くすごくワクワクし、気合が入っております!」

「こうして、周年記念というこの素晴らしい年に出演をさせて頂けることを、本当に心から感謝しております。そして、鬼という役をさせて頂くことが私は本当に嬉しく、ご期待にお応えできるような存在の役作りができればと思っております」「赤には、 魔除け、情熱、生命力というような意味がございます。私はこの赤に、“血潮が燃える”という意味を込めて、自分にしかできない役作りをしていきたいと思い、この作品に向かって皆さんと一緒に務めてまいります。どうぞ皆様よろしくお願いいたします」

演出いのうえひでのりさんによれば「“鬼”だけれど、自分の中に鬼を抑え込んで生きているような、儚く、弱くもある女性。多分、今までカッコいい男性をずっとやってこられたのとは、真逆の役」。

「(鈴木)拡樹は、大きな愛を持ってそれを受け止めるようなところがある役」と2人の役所について語りました。

5月の開幕が待たれる舞台。詳細・最新は公式をチェック!

 

【大阪公演】
5月13日~6月1日 SkyシアターM B S
【東京公演】
6月24日~7月17日 シアターH

公式サイト
http://www.vi-shinkansen.co.jp/akaoni/

 

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『イノック・アーデン』に出演する、プリンシパル秋山瑛さんが登場! 華麗な東京バレエ団の館内で撮影インタビュー

 

東京バレエ団プリンシパルの秋山瑛さんにインタビュー! 取材の撮影場所は、名バレリーナが実際に着用した衣裳展示の数々がある、美しい東京バレエ団の館内。

英国ロイヤルバレエ団提供 『眠れる森の美女』 オーロラ姫(着用:マリアネラ・ヌニェス)の衣裳!

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プリンスアイスワールド東京公演『A NEW PROGRESS BROADWAY ROCKS!』開幕!

 

歴史のあるアイススケートショー「プリンスアイスワールド(PIW)」は、今期45周年。本日、プリンスアイスワールド東京公演が開幕しました。先日、行われたトークショーでは、荒川静香さんをはじめ登壇者の皆さんからフィギュアスケート独自の世界観を生で感じて欲しいとのメッセージがありました。

2024-2025シーズンのテーマは『A NEW PROGRESS BROADWAY ROCKS!』。曲は、ブロードウェイ・ミュージカルほか、ウエストエンド、ウィーン・ミュージカルから人気ナンバーの数々で綴るラインアップ。スケーティングのスピード感、テクニック、フォーメーションの表現は、まさに氷上ならではの魅力!

『SIX』『ビリー・エリオット』『オペラ座の怪人』『春のめざめ』『エリザベート』など、内容も制作年代も多彩なミュージカル作品から楽曲が次々と登場。音源制作に収録協力している、実力派人気アーティスト達と歌唱曲との新鮮な組み合わせも愉しめます。

<MUSICAL ACTORS> 音源制作協力
安蘭けい、石井一孝、大山真志、涼風真世、田村芽実、新妻聖子、はいだしょうこ、平方元基、廣瀬友祐、福井晶一、藤岡正明、三浦宏規、森崎ウィン(*敬称略)ほか、下段公式サイト参照

黄泉の帝王トートと黒天使の群舞かのようなフォーメーションと黒い衣裳、エリザベートとの想像のダンスを思わせる振付が入った曲「最後のダンス」は、涼風真世さんの歌唱(収録)によるコラボレーション! ミュージカルの舞台を彷彿とさせながら、独特の世界観に迫力があり、見応えがあります。

ゲストスケーターも登場し、プログラムを披露。フィギュアスケートが技術面と芸術面の両方を必要とする理由が分かるような、圧巻のパフォーマンスでした。

終演後、囲み取材には、2度目の現役引退後初のアイスショー出演となる織田信成さんが登場。新たなプログラムをスティーヴン・ソンドハイムの曲、「Send In the Clowns (From “A Little Night Music” )」にのせて初披露しました。

本番を終えて

「いつも以上にお客様から温かさを感じました」「5分程のプログラムで演技の部分が長めなので、しっかり振付を考える必要がありました。ゆったりとした曲なので、スケート技術以外の部分もお見せできるようなプログラムにしたいという思いで作りました」


東京公演は、2025年2月24日まで。会場前広場には、フォトスポットやキッチンカーも!

詳細は、下記の公式サイトまで。

出演者
<キャスト> プリンスアイスワールドチーム
<ゲスト> 荒川静香/高橋大輔&村元哉中/宇野昌磨/織田信成/ 田中刑事/本田真凜

プリンスアイスワールド 2024-2025 A NEW PROGRESS BROADWAY ROCKS! 東京公演
https://www.piw-official.com/


 

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Classic Movie Reading Vol.4「東京物語」取材会の様子 愛月ひかるさんが出演

 

名作『東京物語』の映画が、朗読劇の舞台に!  

宝塚歌劇団を退団直後にTALENTEDコーナーにご登場いただいた、愛月ひかるさんが出演。小津安二郎監督による不朽の名作で知られる同名映画では、昭和を代表する大女優の原節子が演じた紀子役に挑戦!

公開舞台稽古では、退団後初めてとなる日本人女性の役を、見終わったあと余韻が残る声の演技で、名優の出演者陣と共に情感豊かに演じました。

主演:愛月ひかる 取材会コメント

舞台稽古を終え、本番初日に向けての意気込み
「紀子役をさせていただきます、愛月ひかるです。三越劇場は、ちょうど1年ぶりなのですが、やはりこのクラシカルな雰囲気が作品にとても合っているなと、この場に来て感じております。お稽古期間がそれほど長くはなかったので、もの凄い緊張感で舞台稽古を終えました」

「(出演者の中で)意外と最年少だった、ということに気づいて、フレッシュに(笑)。私は。舞台で女性の役を演じるのは、本当にまだまだ全然初心者で、今回は日本人の女性という役をやるのは初めてです。そういう意味では、1年生みたいな感じで、皆様に色々教えていただきながら、さらに役所に向き合って本番までもっと深めていけたらいいな、と思っております」

お客様にメッセージ
「時代を超えて愛されている、この東京物語という素晴らしい作品に、頼もしい共演者の方々と挑ませていただけることを本当に嬉しく思います。ご覧になった方々が、温かくも味わい深いような気持ちになっていただけるように、心を込めて皆で準備しております。ぜひ、楽しみにしていてください!」

 

2025年2月5日〜9日、三越劇場にて上演中。
詳細・最新は公式をチェック!

 

Classic Movie Reading Vol.4「東京物語」

期間:2025年2月5日~ 9日
会場:三越劇場

公式サイト
https://tokyostory-reading.com

「Classic Movie Reading」
邦画・洋画問わず、世界で語り継がれているような名作映画を、映像や創作的な演出で朗読劇としてシリーズ化。


 

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新作ミュージカル『ミセン』、韓国の気鋭演出家 オ・ルピナさん × チャン・グレ役の主演・前田公輝さんが対談!

 

前田
僕、ルピナさんが芝居を見ている時の顔が、めちゃくちゃ好きなんです。でも、ずっと舞台に出ているから見られないのが悔しい! 本当に楽しそうな顔をされていて、ちょっと、はけて見たいくらいです。

ルピナ
おー。(笑)

「カムサハムニダ(ありがとう)」を互いに言い合う!


稽古場で聞こえた、韓国語の「ありがとう(カムサハムニダ)」は流行っていますか?

前田

ルピナさんが、稽古場でずっと毎回、僕たちに言ってくれたんです。役者の仕事だから当然なのに、最後に「ありがとう」と言われる経験は初めてで、それが素敵だなと思いました。カンパニーの総意だと思うので、馴染んだ感じなのかと思います。

日本でも最初に演出の指示を伝えられて、お願いします、ありがとうと言われることはあります。でも、最後に言われると、全て包んでもらって言われている気がするので、いいんですよね。

ルピナ
韓国でも、ありがとうと伝えてから、「でもね〜」と伝えます(笑)。

(2人笑)

前田
日本と一緒だ(笑)。今のルピナさんが話したスタイルも、素敵です!


 

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『オイディプス王』に再び挑む、三浦涼介さんが登場!

 

今回は実現!?
「前回、実はキャストやスタッフと食事に1回も行っていなくて。でも、地方の劇場の千穐楽で楽屋で軽く乾杯、という時間があり、それがとてもいい時間だったんです。やっぱりコミュニケーションって大事だな、と思いました。その時間があったら台本読めば、ということではなく、良い作品を創る上で大事な要素のひとつだと本当に思っているんです。現場から一歩外れたところで、今回はその位の余裕があるといいですね。気持ちはいつもあるんです(笑)。コミュニケーションをとって、自分から行けるように努力します!」

初演から変化! 初演の公演キービジュアルが、色調、タイトルの文字色も変わって登場。

印象はいかがですか?
「いいと思います! クレオン役の岡本(圭人)さんも加わって、色味も赤、紫を帯びて新しい感じになっていますね。前回の初演前にいろんな表情を撮影し、その中から最終的に選ばれたのがこの写真です」

 

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ミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』に出演、クリスティーヌ役の真彩希帆さんが登場!

 

日常生活も楽しむ!

「いつも、舞台以外のことも楽しもう、と思っています。好きな料理を作ったり、行きたい場所に出かけたりすることが、こんなに楽しいんだと感じています。以前、大阪で千秋楽公演を終えたあとにユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行き、驚かれました(笑)。『元気だよ、行けるよ』と自分で自分にOKを出せることが、人生を楽しく豊かにするポイントかもしれない、と最近は思っています」

インタビュー記事
ミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』クリスティーヌ役の真彩希帆にインタビュー! 〜音楽の天使が芸名の私を高みに引き上げる歌声〜

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ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』東京公演&「ホームカミングアフタートークイベント」!

 

2017、2020年に続いて再演中のミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』。7月からオープニング公演がスタートし、東京公演もいよいよ千秋楽を迎える今月。ますますカンパニーが団結して、エネルギッシュな上演が現在も続いています。

Daiwa House presents ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』東京公演の様子 【撮影】田中亜紀

本作品は、映画『BILLY ELLIOT』(邦題「リトル・ダンサー」)をミュージカル化。エルトン・ジョンの楽曲など、世界最高峰のクリエイターが参加し、トニー賞をはじめ世界80以上の演劇賞を席巻した作品です。

歌、バレエ、タップダンス、アクロバット、テーマ性のあるしっかりしたドラマを伝える演技、舞台上で実現できるキャスト、それらが全て完璧に合わさって初めて作品が出来上がる究極のミュージカル作品。でも、ちょっぴり笑える場面もあって温かく、現実味のある炭鉱ストライキの背景に主人公を見守る幻影や夢が登場し、熱量のある舞台の中にユーモアやファンタジックさもあります。

今月は終演後に「ホームカミングアフタートークイベント」を開催し、歴代ビリーが登場! 10月11日の昼公演には、2020年にビリー役を務めた川口調さん・中村海琉さんが、おばあちゃん役の阿知波悟美さん、ビッグ・デイヴィ役の辰巳智秋さんとアフタートーク。阿知波さんから「まだ踊れる?」のお願いで、名場面 ♪「Expressing Yourself」のダンスを2人で披露。久しぶりと思えないその踊りと姿に、観客は拍手に歓声! 2020年はコロナ禍で声を出すことが禁止、オンライン稽古という当時の制限が厳しかったエピソードもあった後で、再びビリーを迎え入れたような、会場全体が温かい喜びの雰囲気となりました。身体に染み込んだ確かな実力、会場一体となるホーム感、成長して前に進んでいることが、本作品の力や魅力にも通じます。

■10/11  本公演13:30 出演キャスト
春山嘉夢一(ビリー・エリオット)/ 益岡徹(お父さん)/安蘭けい(ウィルキンソン先生)/ 他

春山嘉夢一さんのビリー役は、バレエの稽古場で足を上げたポージングの美しさ、回転やバランスにおいてダンサーとして才能を持っている姿を表現して、思わずウィルキンソン先生が目を止める姿に説得力がありました。母の姿をいつも感じる心や指導するウィルキンソン先生のことを近く感じて思わず慕う演技も記憶に残ります。周りに才能を確信させる1幕のダンスから2幕のアクロバットやバレエテクニックの大技まで、客席からも感嘆の声と拍手が贈られました。ビリーの才能を見出す安蘭けいさんのウィルキンソン先生は、歌と台詞と演技、キャラクターの表現が絶妙なコンビネーション。タイミングよく全てがはまるのに相当なテクニックが求められる♪「Shine」は客席も爽快で気持ちいい程の魅せ方で圧巻、会場が沸きました。娘よりどうしてもビリーが気になり才能の原石をつい応援してしまう姿、彼の将来を思い、ビリーと一瞬感情を通わせる姿を観客の心に残す素敵な役作りでした。

ビリーの才能を初めて目の当たりにした時に思わず一言嬉しそうに息子を誇る絶妙なアクションの演技だった益岡徹さん演じるお父さん、吉田広大さん演じるお兄さんのトニーは、炭鉱夫のプライドを持ってウィルキンソン先生と互いの本気度で拮抗する白熱した場面を見せました。

映画ではアダム・クーパーが演じて話題となったオールダー・ビリー役は、「ドリームバレエ」と呼ばれる場面に登場。劇中でビリーが受験する英国ロイヤルバレエスクールで研鑽を積み、バーミンガム・ロイヤル・バレエに入団してプリンシパルを務めた経験を持つ厚地康雄さんがこの日のオールダー・ビリーでした。少年ビリーが自分らしく舞い上がれるか、観客も驚く創造的な振付と共に、成長した大人のビリーと少年ビリーの2人がクラシックバレエのパ・ド・ドゥのように、繋がって踊る姿に胸を打たれます。

観劇する日程、トリプルキャスト×ダブルキャストの組み合わせによって、作品の印象も変わる面白さ。

ドライに見えて、ビリーの背中を押すために突き放す演技と去り際の背中が印象的だった濱田めぐみさんのウィルキンソン先生(Wキャスト)も心に残る演技でした。

関連記事
安蘭けい&濱田めぐみにインタビュー!熱狂的なステージで観客を虜にしたミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』にWキャスト出演

東京公演は、いよいよ10月26日が千秋楽。大阪公演は、2024年11月9日から24日まで「SkyシアターMBS」で上演!

チケット情報・最新は、下記公式まで。

Daiwa House presents ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』

公式サイト
https://billy2024.com/

公式X
@Billy_Japan

フォトスポット

 

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新国立劇場2024/2025シーズン オペラ 開幕公演「夢遊病の女」公開ゲネプロ

 

舞台稽古写真
撮影:堀田力丸 提供:新国立劇場

クラウディア・ムスキオ

アントニーノ・シラグーザ

新国立劇場2024/2025シーズン開幕公演「夢遊病の女」のゲネプロ公開が行われました。

主役のアミーナを歌うのは、イタリア出身のソプラノ、クラウディア・ムスキオ。シュトゥットガルト州立劇場専属歌手のムスキオは、今年7月にアミーナ役のロールデビューで喝采を浴びたばかりの期待の新星。早くも新国立劇場でこの役の歌声が聴けるのは、貴重な機会です。

母国語である歌詞の語感を十分に伝えながら、コロラトゥーラの声のテクニックで細かい音符を圧倒的な速さで転がして抑えきれない喜びを歌い、嘆く場面では迫力ある大合唱をさらに凌駕して切り裂くように悲痛な超高音を聴かせ、評判以上の確かな実力を聴衆に印象付けました。舞台稽古以上に気持ちが乗る本番では、アミーナ役を生きる毎公演のフレッシュな姿が見られ、その類い稀な歌声が聴けることでしょう。ヒロインに相応しい華やかな存在感とともに、俳優のように繊細な演技や身体表現の動きでも、ドラマの奥行きを感じさせてくれます。

アミーナの婚約者エルヴィーノを歌うのは、世界最高峰のベルカント・テノール、アントニーノ・シラグーザ。世界の主要歌劇場から人気あまたのスターで、新国立劇場には2013年以来の11年ぶり、待望の再登場です。変わらず若々しく煌めくような声で、ムスキオとの主演コンビで超絶的なテクニックを余すことなく披露し、堪能させてくれます。

エルヴィーノの元恋人で野心的なリーザを、ボリューム豊かな瑞々しいリリックな美声で歌うのは、伊藤晴(いとう・はれ)。ヒロインと異なる声の音色で、キャラクターの違いも魅力です。

『ノルマ』『清教徒』などのオペラで知られる作曲家、ベッリーニのベルカント・オペラ。指揮者は、イタリア・オペラの名演で知られるマエストロ、マウリツィオ・ベニーニです。流麗な旋律に、ロマンティックな音楽、他作品ではなかなか聴くことのない程の男声テノールの超高音など聴きどころがたっぷりです。

スペインのテアトロ・レアル(マドリード)及びバルセロナ・リセウ大劇場、イタリアのパレルモ・マッシモ劇場との共同制作で、2022年にマドリードで初演されたプロダクション。冒頭から、ヒロインがなぜ夢遊病にいたるのか、演出家バルバラ・リュックによる解釈の心理表現にフォーカスした舞踊にも惹き込まれます。世界的に活躍するイラッツェ・アンサ&イガール・バコヴィッチ振付によるダンサーたちが登場します。

2024年10月3日から、いよいよ開幕! チケット情報など詳細は、下記の公式サイトまで。

「夢遊病の女」
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/la-sonnambula/

 

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Broadway Musical『IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ』公開ゲネプロ

 

Broadway Musical『IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ』公開ゲネプロ及び取材会が、夜公演の初日舞台を前に、9月22日開催されました。

■公開ゲネプロ

冒頭のグラフィティ・ビート役のダンス(演じるKAITAさんはBE:FIRSTなど様々なアーティストの振付でも活躍)で心を掴まれ、主役のウスナビがこの町に住むワシントンハイツの人々をラップに乗せて紹介していく♪「In the Heights」のオープニングソングへ。

全編ラップやサルサ、ヒップホップに彩られ、怒涛の歌詞とエネルギッシュなダンスで展開しながら、ドラマティックでメッセージ性のある楽曲が物語を牽引します。移民が多く住む町に暮らし、それぞれが憧れや将来の夢を持ち、逞しく「生活」をする姿は、人間が持つ圧倒的なパワーを感じさせてくれます。みんなから慕われているアブエラも素敵なキャラクターです。

物語は、次第に思わぬ方向へ。ゲネプロで主役ウスナビを演じた平間壮一さんの笑顔に救われるような思いになり、ウスナビと彼が憧れるヴァネッサ、タクシー会社で働くベニー(演じる松下優也さんは2014年初演以来、10年ぶりの出演!)と秘密を抱えて帰ってきたニーナの恋模様がドラマを牽引し、表現力豊かな役者陣の演技を通して、自分の居場所や人生、ルーツ、希望といったものを考えさせられます。ヘアサロンを経営するダニエラとサロンで働くカーラがパワフルでキュートなガールズパワーを放ち、舞台にはシンガーとしても実力に定評のあるキャストが多く出演して個性のある圧倒的な歌声を聞かせてくれます。

原案・作詞・作曲は、世界を驚かせた衝撃のミュージカル『ハミルトン』を生んだ、リン=マニュエル・ミランダ。

2014年に日本版初演された、あの傑作『イン・ザ・ハイツ』が、待望の再々演! この機会をお見逃しなく。

演出・振付:TETSUHARU

<キャスト>
ウスナビ:Micro [Def Tech]/平間壮一(Wキャスト) 
ベニー:松下優也
ニーナ:sara 
ヴァネッサ:豊原江理佳 
ソニー:有馬爽人
ダニエラ:エリアンナ 
カーラ:ダンドイ舞莉花 
ピラグア屋:MARU 
グラフィティ・ピート:KAITA
ケヴィン・ロザリオ:戸井勝海 
カミラ・ロザリオ:彩吹真央
アブエラ・クラウディア:田中利花
ハイツの人々:SHUN MAOTO LEI‘OH 鈴木恒守 SATOKO MORI TokoLefty 根岸みゆ 秋野祐香
スウィング:梅津大輝 江崎里紗

9月22日(日・祝)より天王洲 銀河劇場を皮切りに京都、名古屋、神奈川にて公演。
https://intheheights.jp/

公式X
@intheheightsjp

撮影:STARRing MAGAZINE  公開ゲネプロ 9/22

 
 

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MORISAKI WIN(森崎ウィン)さんが登場!

 

コロナ禍を経て、エンタテインメントの世界に現在思うこと

エンタテインメントの世界でも、当たり前であったものが当たり前ではなくなるということを経験しました。だからこそ、音楽のイベントなどの開催を含めて今存在する一つ一つの重み、人と人の繋がり、そういったことに対する価値がこれまで以上に上がったと僕の中では思っています。二度と見られない、もしかしてまた会えないかもしれないということが常に頭の中でよぎるようになりました。

いつ離れるか分からない、ということを僕らは経験したので、そういう意味の大切さを感じるようになりました。予想もできないことが起こり、大きな敵に立ちむかうどうしようもなくなった時にすがる、その一つがエンタテイメントでもある、と感じました。何があってもやり続けていきたい、とコロナ禍を経て以前にも増して思うようになりました。

会いたい時に会いにいく、聴きたい時に聴きにいく、というエンタテインメントの機会を自分から作っていきたい、率先してやらなければ、と強く考えるようになりました。

夏にライブ開催!

会場は室内なので、クーラーが効いています(笑)。猛暑は、移動時間だけ。ライブ中は聴きやすい感じで、オールスタンディングではなく、座席シートもあります。しんどくありません(笑)。


とにかく1回音楽を聴いてみて、よかったらライブに来て! と語るMORISAKI WINさんのインタビューはこちら

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新国立劇場バレエ団の中島瑞生さんが登場!

 

身長180㎝の長身。撮影に向けて身体を慣らしながら動き出す姿も格好いい、雰囲気のある中島瑞生さん。

インタビューが始まると、作品の本格的な稽古前に関わらず、なるべくエピソードを交えながらお話する姿が、印象的でした!

取材では、直近の公演『アラジン』についても伺いました。

『アラジン』では、1幕「財宝の洞窟」に登場する主要な役、宝石のエメラルド役。どのような取り組みをされましたか?

『アラジン』の原作には、宝石のストーリーはありません。そのため、バレエスタッフが参考にと見せてくれた、振付のデヴィッド・ビントレーさんが初演のプログラムに書かれたプログラムノートが参考になりました。宝石の役それぞれにどのような思いを込めたのかが書かれていて、例えば、サファイアは女神ヴィーナスの誕生、エメラルドは蛇神(じゃしん、蛇の神)のイメージです。初演の際の映像も見て、柔らかく官能的な踊りに感じたので、それも参考に役作りをしました。僕自身は、踊り的にも性格的にもソフトなタイプだと思うので、取り組みやすかったです。

 

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トークイベント「廣瀬友祐 talk event - Honesty -」を開催する、廣瀬友祐さんが登場!

 

昨年ご結婚された、廣瀬さん。何か変化はありますか?

「特別に変わったことはないんですが、人生が広がったんじゃないかな。いつかは、自分の幸せの為だけに何かをするのは限界を迎えると思うので、幸せの間口が広がった、強さを持てた感触があります。人生の視野を広げてくれた感覚、そういう意味でも、とても幸せに思います」

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有沙瞳・綾凰華・小泉萌香・星南のぞみ が四姉妹に! Classic Movie Reading Vol.3 『若草物語』 ゲネプロ取材会の様子

 

名作『若草物語』の映画が、朗読劇に! 4姉妹それぞれがぴったりのキャラクター、と思える演技で、会見でも仲良さそうな雰囲気が印象的でした。4人のみ登場してお話が進むという、大胆な創作の演出。帽子、ジャケット、ステッキ…といった小道具を巧みに使いながら、女性から男性、若者から初老、その逆といった、性別や年齢を超えて、朗読をしながら数々のキャラクターを演じ分ける姿は、見どころのひとつ。リレーのように、見事に舞台が演者によって繋がれます。

会見コメント(*一部抜粋、敬称略)

⻑女メグ役:有沙瞳「4人で色々な役を演じるので、そこもぜひ楽しんで頂きたいです」
次女ジョー役:綾凰華「普遍的で、日常とかけ離れていないお話。親しみやすく温かい物語に明日も頑張ろうと思って頂けたら嬉しいです」
三女エイミー役:小泉萌香「本番の4公演で、四姉妹の絆を見せられればいいなと思います」
四女ベス役:星南のぞみ「私は約2年ぶりの舞台で緊張すると思いますが、頼りになる3名と一緒に良い空間を作ることができればと思います」

キャラクターは映画にあわせて、三女がエイミー、四女がベスでの上演。

世界で語り継がれ愛されてきた金字塔の作品には、人生の珠玉の言葉がたくさん。見終わった後、温かい気持ちになれます。四姉妹の衣裳も可愛らしく、舞台はノスタルジックな世界観。真夏に向かうのに、劇場では冬のクリスマスが待ち遠しくなるような気分。

2024年7月6日、7日に銀座 博品館劇場にて、計4回上演。ライブ配信や見逃し配信もあるので、詳細・最新は公式をチェック!

ゲネプロ取材会

 

Classic Movie Reading Vol.3『若草物語』

公式サイト
https://littlewomen-reading.com

公式X
@cmrstage

「Classic Movie Reading」
邦画・洋画問わず、世界で語り継がれているような名作映画を、映像や創作的な演出で朗読劇としてシリーズ化。第3回目となる今回は、『若草物語』を上演。

 

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ミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』に出演、安蘭けいさんと濱田めぐみさんのエピソード!

 

ミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』に出演される、安蘭けいさんと濱田めぐみさんにインタビュー! 今年5月にミュージカル『カム フロム アウェイ』の大千穐楽を終えて、本作の本格的なお稽古に入る前のお二人のこぼれ話。

話題の作品への出演が続いていますが、切り替えは? 

安蘭けい
正直、切り替えられないよね(笑)。

濱田めぐみ
そうそう、この数日前に「どうしよう? 全然切り替わらない。困った」と、瞳子(とうこ)ちゃん(安蘭)に連絡をしました(笑)。

安蘭けい
「私も」と答えました。自分自身は変わらないけれど、もう「やるしかない」と追い込まれて覚悟を決めて、「やらねばならぬ」と身体も心も変わっていく、という感じです。

 
 

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