ゲキ×シネ『バサラオ』限定上映中! 初日舞台挨拶にキャスト登壇
「俺は好きなように生きる。この〝顔〟を使って」 憂き世に咲く狂気の桜。世界はこの男の美に堕ちるかに思えた――。
舞台写真
撮影:田中亜紀
2025年6月27日より全国公開されたゲキ×シネ『バサラオ』を記念して、キャスト参加による舞台挨拶が公開初日に開催されました。
『バサラオ』は、劇団☆新感線が2024年秋に博多・東京・大阪にて上演し、15万人を動員した大ヒット作。
物語の舞台は、脚本の中島かずきが史実をもとにしつつ発想した、南北朝時代ならぬ東西朝時代。主演の生田斗真、さらに中村倫也、西野七瀬、粟根まこと、りょう、古田新太らによる裏切りに次ぐ裏切り、逆転に次ぐ逆転のストーリーテリングを、演出のいのうえひでのりが、笑いとケレン味を交えながら人間の生と欲望の生々しさを描き出し、観客を衝撃のラストへと誘いました。ゲキ×シネでは、華麗な歌や踊り、出演者たちの細やかな表情、そして鮮やかな殺陣で魅せる作品の見どころを、多くのカメラ機材、練達のカメラワークで収録。さらにスクリーンでの鑑賞を前提にしたゲキ×シネ独自の映像編集と鮮烈な音響効果により、劇場での臨場感も再現します。
初日舞台挨拶には、生田斗真さん、中村倫也さん、古田新太さんが登壇。知られざる裏話や、公演中のエピソードが飛び出しました。出演者による楽しいトークの一部はこちら。
生田斗真(ヒュウガ役)
「美を保つために、お化粧を頑張りました。僕は本当に苦手で、以前、中村倫也くんと共演した際には、右目と左目の大きさが違う、ちょっと曲がっちゃってるなど、そういうことがよくあったのですが、今回は一生懸命キレイに見えるようにしました」
「97公演あったのですが、その本当に最後の最後の日まで、あそこはもう少し間(ま)を詰めよう、もう一歩下がってくれたらいいかも、と倫也くんと2人でずっと調整をし続けました。1日たりとも同じ回は無く、毎日を必死になって演じたというのは自負できるところです」(中村:俺たち頑張るから97回もやるんだよ(笑))
「好きな曲は、斬歌党の歌。新感線の舞台を観てるなという気持ちにさせてくれます。立ち回りをしながら、ハードロックでガンガン暴れ散らかすシーンは、とてもカッコいいなと思います」
中村倫也(カイリ役)
「舞台が大変だから直前まではギリギリまですっぴんで、オフのスイッチ入れてました。こんなに出番が多いと思っていなかったんです(笑)。物語を回す役割で、いろんな人と関わって、いろんなものを繋いでいくポジションだったので、これは作家の(中島)かずきさんから『頼んだぞ』というバトンだと思って演じました」
「達成感や大変なことで泣きそうになることはあまり無いのですが、博多の初日のカーテンコールに出る直前にウルッとしたんですよ。自分の大変さよりも、この人(生田)本当に頑張ったな、と思いました」
「好きな曲というより思い出は、斗真くんと歌うラストの歌です。一番最後にこんな高い音出すんだと思いながら、内心ヒヤヒヤしていました(笑)」
古田新太(ゴノミカド役)
「信頼できる2人なので、これは楽できるぞ、と(笑)。昔から知ってる2人で、非常に頼りになるので、助かりました。休憩時間におつまみを作って、終わったらすぐ晩酌ができる状態にしていました(笑)」
(この3人の中で、1番バサラな人は誰だと思いますか、という質問に)
斗真。かわいいからさ(笑)。「バサラ」は、かわいい(笑)
(生田:古田さんは、バサラ者ですよね。つまみを作って晩酌始めてましたから(笑))
(中村:バサラはどういう意味か、最後まで分からなかった。古田さん、原宿系みたいになってますけど(笑)。バサラはkawaiiですね(笑))
映画館で体感する、ド迫力の新感線流活劇! 詳細は、下記の公式サイトまで。
ゲキ×シネ『バサラオ』
公開日:2025年6月27日
※3週間限定上映 ※一部映画館は上映スケジュールが異なる ★ドルビーシネマ上映は7月25日よりSTART
会場:新宿バルト 9、T・ジョイ梅田他、全国の映画館約80館にて上映
詳細は、公式サイトまで。
http://www.geki-cine.jp/sp/basarao/
ゲキ×シネとは ?
http://www.geki-cine.jp/
劇団☆新感線の話題作を、映画館の大スクリーンにて高画質・高音質で楽しむ映像エンターテイメント。マルチカムで20台を超えるカメラにより撮影されたカットを駆使した迫力の映像、そして劇場用にリミックスされた音声は、見る人を惹きつけ、一般的に抱かれる劇場中継のイメージとは大きくかけ離れた、まったく新たな映像体験を体感できる。2004年に第1弾として『髑髏城の七人~アカドクロ』が上映されて以来、現在までに全26作品展開。2024年に20周年を迎えた。
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