ミュージカル『ISSA in Paris』に出演の豊原江理佳さんが登場! SIX JAPAN IN THE WEST ENDの思い出

『SIX』日本キャスト版ロンドン公演での経験は、どんな時間でしたか?
SIX THE MUSICAL JAPAN IN THE WEST END

帰国して自宅の近所を歩いた時、「あの3週間って夢だったのかな?」と思うほど、現実味がない体験でした(笑)。

歴史あるヴォードヴィル劇場で、日本語で『SIX』を上演できたこと、そして現地のお客様が本当にウェルカムで毎回楽しんでくださったこと、客席にいらっしゃった日本からの皆様が涙を流して喜んでくださったことも、本当に忘れられません。

ロンドンという街も、文化も、全部が大好きになりました。「ここに住みたい」と思ったくらいです(笑)。でも同時に、この世界に携わる一員として、もっと日本の舞台を盛り上げたいという気持ちも強くなりました。

ロンドンでオフの日に観劇した、ウエストエンド(劇場街)の作品は?

『Hadestown』(ハデスタウン)を観ました。ずっと観たいと思っていた作品だったので、もう本当に、泣きながら観ました。音楽も物語も素晴らしくて、心を掴まれました。

あと、『Cabaret at the Kit Kat Club』(*)。ミュージカル『ISSA in Paris』の振付家ジュリア・チェンさんが、ウエストエンドで『Cabaret〜』の振付を手がけていて、演出家の藤田俊太郎さんからも勧めていただいたんです。劇場の作り込みがとにかく凄くて、クラブの裏口から入るような演出で、入場時に秘密を守るよう携帯に撮影禁止のシールを貼られたり。中ではお酒も売っていて、キャストでパフォーマーの方がすぐそばで踊っていたりするんです。面白さと同時に、ちょっと恐ろしさを感じるほどでした(笑)。

両作品とも、なんとか時間を作って観ることができてよかったです。

舞台以外でも、ロンドンを楽しみましたか?

以前にデヴィッド・ボウイさんの遺作ミュージカル『LAZARUS』の日本初演に出演させていただいたので、聖地であるロンドンにはずっと行きたいと思っていたんです。ブリクストンにある、デヴィッド・ボウイさんの大きな壁画(Brixton Bowie Mural)を見に行きました。

あとは、フィッシュ&チップスを食べたり、古着屋さんを巡ったり。ごく普通のことなんですけれど(笑)、それが本当に楽しくて、息抜きになりました!


インタビュー記事
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