映画×滞在の記憶、映画体験のその先へ 109 CINEMAS PREMIUM SHINJUKU
「CLASS S」専用
「OVERTURE」Premium Lounge
LOUNGE
プレミアムシート「CLASS S」
新宿のカルチャーシーンを象徴する存在として、2023年4月にオープンした「東急歌舞伎町タワー」。その9階・10階に位置し、大都市・新宿のパノラマが広がる「109シネマズプレミアム新宿」は、もうすぐ開業2周年を迎える特別な映画館だ。
ここでの映画鑑賞は、スクリーンの前のみでは終わらない。上映前、上映後の余韻に浸る時間までも含めて、「滞在」の体験として愉しむことができる。圧倒的な映像・音響体験、特別仕様の座席、ラウンジ空間まで含めた、没入感のある世界が存在する。
OVERTURE
Premium Lounge
東京・新宿のサンセット
館内の各所に飾られている、映画や新宿にまつわるオリジナルアート。壁には、かつてこの地にあった映画館「新宿ミラノ座」の記憶をモチーフにした作品
「CAVA」Segura Viudas(写真)グラスを傾けながら過ごす時間
“序章”と名付けられた「Overture」。映画館内のプレミアムシート「CLASS S」利用者限定ラウンジで、作品鑑賞の前後にウェルカムドリンクが1杯提供される。大きな窓の向こうに街を一望し、走行する電車が真下に見える。新宿高層ビル群の灯が煌めく夜景や暮れゆくサンセットは、独特の景色だ。スパークリングやウィスキーなどの飲み物と共に、作品への期待を高める時間、あるいは見終わった物語の余韻を反芻する時間が生まれる。
THEATERS
「109シネマズプレミアム新宿」は、日本初、全席プレミアムシート(CLASS S / CLASS A)の映画館。最上位に位置づけられる「CLASS S」は、見やすい中央列を占める位置にある。鑑賞前後には、専用のプレミアムラウンジ「OVERTURE」に入場できる。座席は広く、電動リクライニング機能があり、快適そのもの。両側のパーテーションが高く、周囲の存在を意識させない。作品そのものに没入したい観客にとって、よりプライベート感のあるシートだ。傘も入る手荷物の収納スペースや、充電装置付サイドテーブルを備える。「CLASS A」は「CLASS S」に次ぐグレードながら、適度なクッション性と包み込むような形状、リクライニング(手動)で、長時間の鑑賞でも身体への負担が少ない。
「CLASS S」
全シアターの音響設計は、音楽家・坂本龍一の監修によるもの。スピーカー配置、配線、反響設計に至るまで、「映画館」である前に「音楽を聴く空間」として構築されており、セリフの輪郭、環境音の奥行き、音楽の余韻が明確に分離して届く。その結果、長編作品や音楽映画であっても聴覚的な疲労が少なく、作品世界へと没入し続けることができる。音が立ち上がり、繊細な音が聴こえ、映画の中のその場に存在しているような、そんな印象を残す音響体験だ。
映像体験も魅力で、没入できる鑑賞環境がハイスペックな映写設備と共に整えられている。ScreenXによる3面ワイドシアターでは、正面スクリーンに加えて左右の壁面まで映像が拡張される。フィルム映画の文化を継承するために、35mmフィルム映写機が設置されているシアターもある。
WELCOME CONCESSION
シアターに隣接するラウンジは、上映の1時間前から鑑賞者が利用できる。チケット代にインクルーシヴの「WELCOME CONCESSION(ウェルカムコンセッション)」として、映画館の定番であるこだわりのポップコーンとドリンクを鑑賞作品の本編開始時刻まで、自身のタイミングで何度でもリクエストできる。開場前に、思い思いのゆったりとした時間を過ごすことができるのが嬉しい。フレーバーがしっかり感じられるポップコーンは豆選びにもこだわり、塩とキャラメルのハーフ&ハーフもおすすめ。専門店同様のクオリティを目指してる完成度だ。
THE BAR
ジャパニーズウィスキー、カリフォルニアのワイン、フランスのシャンパーニュ、スペインのスパークリング、オリジナルカクテルなど、映画館のバーとは思えないほど選択肢は幅広い。イギリス産マルドンの海塩を使ったプレーン/ニューヨークスタイル/シカゴスタイル(写真)3種類から選べるシポラタソーセージのホットドッグや、英国風スコーンのセット、黒トリュフとチーズのフレンチフライなど、プレミアムなフードメニューが揃っている。
POST CREDIT
スーベニアショップ「POST CREDIT」は、映画の公式グッズをはじめ、作品とのコラボレーションアイテム、限定商品、そして新宿・歌舞伎町らしさを感じさせるセレクトのお土産まで揃う。
館内でほのかに漂う神秘的で優雅な香りの、厳選された21種類の香料が織りなす『109シネマズプレミアム新宿オリジナルディフューザー』は、こちらで入手可能だ。『Ne10(エヌイーテン)』は、新宿区伝統野菜「内藤とうがらし」の青唐辛子を用いた10種のボタニカルを使用しているスパイシーなクラフトジンで、この街の多様性とネオンを表現している。
「109シネマズプレミアム新宿」は、特別な映画館である。映画と向き合うための気持ちを高めてくれる。観る前も、観ている最中も、観終わった後も、そのすべてが映画体験と併せて記憶に残る場所だ。
パウダールームもアーティスティック
2026年1月取材
<Information>
109 CINEMAS PREMIUM SHINJUKU
109シネマズプレミアム新宿
https://109cinemas.net/premiumshinjuku/
photo&text by STARRing MAGAZINE