東京バレエ団プリンシパル・秋山 瑛にインタビュー! クリスマスの魔法、『くるみ割り人形』の世界へ

 

『くるみ割り人形』舞台写真(2022年12月)
©️Koujiro Yoshikawa

東京バレエ団プリンシパル 秋山 瑛 
©️TOWA

©️Mizuho Hasegawa

【SPECIAL INTERVIEW】
東京バレエ団プリンシパル 
秋山 瑛 Akira Akiyama

スタンディングオベーション、拍手喝采で迎えられて公演を終えた11月『ドン・キホーテ』の東京文化会館で、東京バレエ団プリンシパル・秋山 瑛さんにインタビュー! 舞台の手応え、年末の楽しみでもある『くるみ割り人形』公演、クリスマスの家族との楽しい思い出などを語っていただいた。東京バレエ団『くるみ割り人形』の夢のような世界を紹介する。


観客を熱狂の渦に巻き込んだ、ウラジーミル・ワシーリエフ版『ドン・キホーテ』!


先日の『ドン・キホーテ』は3年ぶりの上演、6組の主役ペアが登場。秋山さんの相手役は、全幕『ドン・キホーテ』でのバジル役デビューとなった池本祥真さん。とてもエキサイティングなパートナーリングで、お2人のキャラクター作り、並外れたテクニックで観客を魅了しました!

いろんなペアがあって、私自身もリハーサルでどのキャスティングを見ても楽しい作品でした。お客様にもハッピーな気持ちで観ていただける、エネルギーあふれる舞台にしたいと思って踊りました。

過去に2回踊っていますが、今回はこれまで踊ったことのない少し変更が加えられたワシーリエフさんの振付がとても新鮮だったので、新しい気持ちで取り組めました。

終幕の結婚式のパ・ド・ドゥも、より“2人で踊っている”という感じがありました。(池本)祥真くんは、本当にエネルギーのあるダンサーで、「私も、もっと燃えなければ!」と思わせてくれます(笑)。一緒に踊っていると、引っ張ってくれるんです。キメすぎるわけではなく、でも「ここは、こうした方が2人の関係性がよく見える」という話し合いもできて、一緒に踊るのがとても楽しかったです。


『ドン・キホーテ』舞台写真
2025年11月20日公演
キトリ:秋山瑛/バジル:池本祥真 
©️Shoko Matsuhashi


夢のような『くるみ割り人形』の世界へ


12月は東京バレエ団団長の斎藤友佳理さんによる2019年初演オリジナル版『くるみ割り人形』が開幕、秋山さんはマーシャ役で今回も主演されます。作品の印象はいかがでしょうか。

(斎藤)友佳理さんのバージョンはとてもシンプルで、少女の“イヴの夜の幸せなひととき”が描かれています。夢なのか現実なのか…というところも素敵です。『くるみ割り人形』がお好きな方にも、初めて観る方にも、とても楽しめる作品だと思います。毎年出演していますが、本当に幸せな夢を見ているような気持ちで演じられますし、お客様にもクリスマスイヴのワクワクする幸福な気持ちを感じていただけたらと思っています。

 

『くるみ割り人形』舞台写真(2022年12月)
マーシャ:秋山瑛/くるみ割り王子:宮川新大/ドロッセルマイヤー:柄本弾
©️Koujiro Yoshikawa

マーシャは、どんなキャラクターだと思いますか?

マーシャは7歳の女の子で、少し夢見がちなところがあります。人形が大好きで「一緒にいてほしい」という気持ちが強く、憧れや空想を自然に抱ける等身大の女の子。少し大人びて、ませている部分もある、そのバランスを大切に演じています。

王子とのパ・ド・ドゥは、どんな気持ちで踊っていますか?

最後の場面は、マーシャが自分の理想の王子様と、自分も素敵な女性になって踊っている……そんな夢のような瞬間です。

マーシャがくるみ割り人形を助け、ドロッセルマイヤーの魔法で変身した王子との踊りは、マーシャが大きく成長する場面だと思います。

<Information>

東京バレエ団『くるみ割り人形』
https://www.nbs.or.jp/stages/2025/nutcracker/

 

text by STARRing MAGAZINE 編集部

 
 

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