咲妃みゆインタビュー ミュージカル『レッドブック~私は私を語るひと~』主人公アンナが問いかける「違いを理解すること」から始まる物語
韓国で大ヒットしたオリジナルミュージカル『レッドブック〜私は私を語るひと〜』が、日本版として初上演される。本作は、女性が自由に語ることさえ許されなかった時代に、自分の言葉で世界と向き合い、刺激的な小説“RED BOOK(レッドブック)”で自分らしさを表現する主人公アンナを描いている。
そのアンナ役を務めるのは、元宝塚歌劇団トップ娘役であり、現在も舞台・ミュージカルで活躍を続ける咲妃みゆさん。本インタビューでは、アンナという人物への共感、俳優としての原点を振り返るエピソード、そして“違いを受け入れて尊重する”という物語のテーマについて話を伺った。
俳優という仕事の原点
俳優という仕事を、現在のご自身はどのように感じていますか?
私は小学生の頃、鍵っ子だったので、放課後は家で一人で過ごすことが多かったんです。そんな時間に、飼っていた猫ちゃんやワンちゃんを相手に、ひとりでお芝居をして遊んでいました。もともとごっこ遊びが大好きで、今日はお母さん役、今日はお姉ちゃん役と、自分でいろんな役になりきって楽しんでいて。たまには妹やいとこも巻き込んで、そんな遊びばかりしていました。
「何かを演じること」が楽しくて仕方なかったんでしょうね。でも当時は、それが将来の仕事に繋がるなんて想像もしていなかったので、本当に人生って不思議だなと感じます。
宝塚音楽学校の演劇の授業でセリフをもらうとき、凄くワクワクしたんです。私にとって、お芝居に没頭するひとときは、癒しや救いになっていたのかもしれません。
そんな「楽しい」と思える瞬間にもっと出会いたいという気持ちが続いて、現在に至っています。
違いを理解し、「自分らしさ」を受け止める物語
改めて、本作品のテーマについてはどのように感じていますか?
台本を読んだとき、作中に散りばめられている美しく心強い言葉に何度も心が動きました。共感して泣きそうになることもあります。
「自分と違う考えを持つ人を受け入れることから始めよう」というメッセージが、この作品には込められています。違うからこそ理解しようとする。その姿勢が大切なのだと、この物語は伝えているように感じます。
編集後記
公演中のオフの話
咲妃みゆ / 俳優 / 舞台 / 演技 / 表現 / インタビュー / ミュージカル / 原点 / 芝居
<Information>
ミュージカル『レッドブック〜私は私を語るひと〜』
公式サイト
https://redbookjp.com
脚本:ハン・ジョンソク
作曲:イ・ソニョン
演出・上演台本・訳詞:小林香
音楽監督:桑原まこ
出演
咲妃みゆ ⼩関裕太 花乃まりあ エハラマサヒロ
中桐聖弥 加藤⼤悟 / ⽥代万⾥⽣ ほか
東京公演
日程:5月16日~5月31日
会場:東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
大阪公演
日程:6月27日~6月30日
会場:森ノ宮ピロティホール
愛知公演
日程:7月4日~7月5日
会場:御園座
text by 鈴木陽子(Yoko Suzuki)
CS放送舞台専門局、YSL BEAUTY、カルチャー系雑誌ラグジュアリーメディアのマネージングエディターを経て、エンタテインメント・ザファースト代表・STARRing MAGAZINE 編集長。25ヶ国70都市以上を取材、アーティスト100人以上にインタビュー。
【SNS】 STARRing MAGAZINE
ジャンルレス・エンタテインメントを愉しむ。
オフィシャルインスタグラムをフォロー!