「OMO7高知 by 星野リゾート」で、よさこいや宴会文化「おきゃく」に触れる高知旅!

高知出身の作家・やなせたかしの絵本も置く、大階段ライブラリー

高知の魅力を感じて! 「こじゃんと楽宴(らくえん) さぁ、夜さ来い!」

「OMO7高知 by 星野リゾート」が、2024年にグランドオープン。OMO(おも)は、星野リゾートが全国に展開する、「テンションあがる『街ナカ』ホテル」。美味しいカツオ料理などの美食はもちろん、高知の宴会文化「おきゃく」や、伝統芸能のよさこいの雰囲気にも触れられる、高知旅の魅力がぎゅっと詰まったホテルだ。

 

毎日開催中! よさこい楽宴LIVE

「よさこい祭り」は、高知の夏の風物詩。「OMO7高知」では、1階から2階まで続く迫力ある大階段に観客が座り、ホテルにいながら活気あふれるよさこい祭りの世界観を体験できる。それが「よさこい楽宴(らくえん)LIVE」。夜9時から約30分のライヴでは、よさこい節(日本舞踊風)、正調よさこい鳴子踊り(アレンジ正調節)、正調よさこい鳴子踊りのレクチャー、「OMO7高知」オリジナル演舞が披露される。振付&全体演出、楽曲、衣装ともに本格的! ホテルのスタッフが練習を重ね、踊り子として舞台に立ち、観客と一緒に盛り上がる。ゲストは、よさこい祭りでお馴染みの手に持って鳴らす「鳴子」も体験でき、印象深い旅の思い出になるだろう。


ウォールアートと一体になった窓から、四国の山々が見える客室

うたげセミスイート

街を眺めながらゆったりと過ごせる客室「うたげセミスイート」。ウォールアートと一体になった窓から、四国の山々が見えて、開放感に満ちている。

土佐の方言で「宴会」の意味を表す「おきゃく」をコンセプトにした客室には、さまざまなユニークな工夫がされており、ゲストを楽しませてくれる。ウォールアートには土佐犬が宴会を楽しんでいる様子が描かれ、テーブルの朱色の台は「皿鉢(さわち)」をイメージしている。前菜からデザートまで大皿に宴会料理を乗せ、集まった客人が最初から最後まで一緒に楽しむのが、高知流の宴だ。

各部屋番号のプレートは、天狗柄やひょっとこ柄など。館内着のイラストほか、館内の随所に高知らしさを感じる


「酔っちょれセット」で、高知のおきゃく文化を体験!


部屋の丸い「おきゃくテーブル」で愉しむ「酔っちょれセット」は、趣向を凝らした土佐のおつまみと地酒のセット。郷土料理をアレンジしたおつまみの数々は、一品一品、食材もアレンジも凝っている。ホテル裏手の「安岡酒店」がセレクトした二合瓶・2本のセットは、仙頭酒造「土佐しらぎく ぼっちり」と、土佐鶴「無濾過純米酒 土佐のおきゃく」。温暖な気候で作られる土佐の地酒は、辛口が多く、美味しい食中酒としておつまみも酒もすすむ。

希望すれば、「べく杯」と呼ばれる、「天狗」「ひょっとこ」「おかめ」のおちょこが貸し出され、高知のおきゃく文化を満喫できる。「べろべろの神様は 正直な神様よ おささの方へ おもむきゃれ おもむきゃれ」とコマを回す間に歌って、向いた方向の人が、べく杯で日本酒を呑む。天狗は鼻の下までたくさんんの酒が入り、ひょっとこは口の部分に穴が空いているのを指で塞ぐようにして呑む。おかめは可愛らしい顔なので下向きに置くのは可哀想という理由で、3つの盃はいずれも最後まで飲み干さないと下に置けない。高知の宴会芸をぜひ楽しんでみて!

(写真)しめ鯖とゆずガリ、酒盗のポテトサラダ、すまきとちくきゅう、トマトとモッツァレラのカプレーゼ、あおさこんにゃく 黄身酢かけ、ナスのたたき 生ハム添え、じゃこ天のエスカベッシュ仕立て、ローストビーフと茗荷の甘酢漬け、ミックスナッツとそのままたべるかつお節

畳敷きの小上がりに円卓がある「うたげスイート」

陶器の「べく杯(可杯)」。コマには「べろべろの神様」が宿っていて、酒を呑む人を決めるとされる 


「OMOレンジャー」の講座

滞在中、旅の強い味方が「OMOレンジャー」。地元をこよなく愛するスタッフが、独自に発見したホテル周辺の街の情報や、高知の歴史文化を教えてくれる。


ちっくとグルメナビ

1階のパブリックスペース「OMOベース」の「ご近所マップ」前で毎日開催されているのが、「ちっくとグルメナビ」。「ちっくと」は、方言で「さくっと」の意味。「OMOレンジャー」が、ホテル周辺のご近所情報を5分程度で案内してくれるので、街歩きの参考になる。高さ3mの大きな「ご近所マップ」には、「OMOレンジャー」が自らの足で探した、ガイドブックにも無いようなご近所の店が載っている。屋台のメニュー風に並べられたキーワードから気になったものを選ぶと、それにまつわる地元の話や周辺の美味しい店を紹介してくれる。

選んだキーワード「ジャン・ジャン」で高知ならではのピリ辛ご当地ラーメン「ジャン麺」がテイクアウトできる店の話、「高知の〆」ではぎょうざの話で盛り上がる。他にも、バラエティに富んだたくさんのキーワードが用意されている。気軽に聞いて、街歩きの参考になる


「えいとこ全部わかるがで! 土佐のおきゃく講座」

高知の宴会文化「おきゃく」を、「OMOレンジャー」が語って説明。最後に、お座敷遊びに参加できる。講座では、酒の代わりに、高知では誰もが慣れ親しんでいるご当地ドリンクの爽やかな乳酸系飲料「リープル」が用意される。「OMOレンジャー」の講座を聞いて宴会芸を楽しく学んだら、「酔っちょれセット」を頼んで、実際に仲間と部屋の二次会で地酒で遊んでみては?

「OMOベース」の大階段で開催される、おきゃく講座。お座敷遊びの「菊の花」は、菊の花が入っている盃を当てた人が酒を飲む

 

<Information>

OMO7高知 by 星野リゾート

(高知県高知市九反田9-15)

公式サイト
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo7kochi/


「OMO」とは ?

OMO」は星野リゾートが全国に展開する「テンションあがる『街ナカ』ホテル」。街をこよなく愛するスタッフが地域の方々と仕掛ける、新感覚のホテル。思いもよらない魅力に出会い、知らず知らずのうちにその街までお気に入りに。現在17施設を展開し、2026年には「OMO7横浜」の開業を予定して いる。

「OMO」の後ろにある数字・アイコンは、サービスの幅を示している。この数字・アイコンがあることで、 旅の目的や過ごし方に合わせて最適なホテルを選ぶことができる。幅広い都市の滞在スタイルを OMO がサポート。「OMO7高知」の「7」は、フルサービスホテルを表している。

 

photo by 山崎あゆみ(Ayumi Yamazaki)http://ayumiyamazaki.com/
東京を拠点に建築、旅、人物と幅広いジャンルを撮影。

text by STARRing MAGAZINE編集部

 
 
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