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2026年11月4日から8日まで、「アートウィーク東京(Art Week Tokyo)」が開催される。美術館やギャラリーを巡りながら、東京の現代アートに出会う5日間。多彩な切り口から、アートの現在地を探る。
東京のアートシーンを巡る5日間
今年もアートバーゼル(Art Basel)との提携のもと、5日間にわたって開催する。過去最多となる56の美術館・ギャラリーが参加予定で、展覧会鑑賞にとどまらない多様なプログラムを展開する。
注目の「AWT FOCUS」は、国内外で活躍するキュレーターを迎え、10の展覧会を開催するプログラム。今年は会場を巡る回遊型の構成となり、普段訪れる機会の少ない場所や作品との出会いも期待される。
南青山には、特設のポップアップバー「AWT BAR」が登場する。「LA & LE(ラ・エ・ル)」監修のフードやアーティスト発想の限定カクテルが愉しめる場で、建築×食×アートのコラボレーションが魅力だ。今年の空間設計は、妹島和世建築設計事務所およびSANAAに在籍したのち、2025年に独立した建築家・伊東加恵が担当。タイトルは「KURU KURU」で、似ているようで少しずつ異なる形が集まり、互いに関係し合うことで、そこにしかない一期一会の景色をつくり出す。設計者の選定は、昨年に続きAWT BARアドバイザーを務める建築家・妹島和世が行った。
伊東加恵による2026年のAWT BAR「KURU KURU」
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映像プログラム「AWT VIDEO」のテーマは「あなたのための旅行ガイド(Your Travel Guide To…)」。上海のロックバンド美術館のエグゼクティブディレクター兼チーフキュレーターのX・ジュー=ノウェルが、2026年の監修を担当する。10人のアーティストの映像作品を通して、場所がいかに可視化され、形づくられていくのかを問い直す。映像作品も、今回の見どころのひとつだ。
鈴木京香・古川雄大が語る、アートとの出会い
今年で4回目となるアンバサダーを務める鈴木京香と、スペシャルゲストの古川雄大が、開幕前の10月28日に行われた記者会見でそれぞれのアートとの関わりや愉しみについて語った。
国内外の展覧会やアートフェアに足を運び、自身でも美術作品をコレクションするなど、熱心なアートファンとして知られているアンバサダーの鈴木京香。東京には数多くのギャラリーがあり、バスで会場を巡ることで、これまで足を運んだことのない場所にも出会えることに期待を寄せる。
アート作品を選ぶ際に大切にしているのは、最初に感じる直感。それが作品を迎えるきっかけになると語る。新しい情報を得るためにギャラリーへ足を運ぶことも多く、作品を友人と感想を交わしながら見ることもあると話した。
一方、ミュージカルをはじめ舞台や映像で活動する古川雄大は、ロンドン・ナショナル・ギャラリー展で音声ガイドを担当したことをきっかけに、美術への関心が深まったという。絵画の筆致や表現の意図を考えることは、台本を読み、役の背景を探る作業にも通じる。作品の解釈に唯一の正解があるわけではなく、見る人によって受け取り方が異なる点にも、演技との共通性を感じていると語った。
古川が関心を寄せるのは、映像表現を扱う「AWT VIDEO」。AIによる映像表現が広がる時代に、映像作品は貴重な存在になっているのではと感じているという。普段は一人で美術館を訪れることが多いが、詳しい人と一緒に作品を見てみたいと話した。
東京の街を巡り、自分なりの視点で現代アートと向き合う。アートウィーク東京を通して、今年も街の新たな表情を発見する機会となりそうだ。
会期中の11月6日〜8日は、会場間を結ぶ無料のバスを運行。どのバス停からも自由に乗り降りでき、気になる会場で降りて、そこから次の目的地を考える。美術館やギャラリーを起点に、東京の文化的な風景を自分のペースで巡ることができる。
アートウィーク東京 / Art Week Tokyo / AWT / 現代アート / Contemporary Art / 鈴木京香 / 古川雄大 / 東京 / Tokyo / アート / Art / カルチャー / Culture
<Information>
アートウィーク東京 (Art Week Tokyo)
開催期間:2026年11月4日〜11月8日
公式サイト:https://www.artweektokyo.com
text by STARRing MAGAZINE 編集部