エシカルトラベルオキナワ Ethical Travel OKINAWA 〜沖縄STORY〜 


飲食
Vegetable, Spice

Cookhal (クックハル)
(名護市)

「やんばる」の美味しさを伝える「クックハル」。自然豊かな沖縄北部の「やんばる」で育てた地元の野菜、スパイスなど産地直送の素材を使った料理を提供するほか、自社農園と提携農家のこだわりの島野菜を店内で販売している。

やんばるを耕す生産者である畑人(ハルサー)、料理するシェフ、やんばるの豊かな食材を味わって広めてくれるお客様を繋げるプロジェクトを考案し、このレストランカフェをオープンして、地域の食に長い年月をかけて尽力しているのが、オーナーの芳野幸雄さん。農家の希望額で野菜を買取販売する「流通一体型生産」の組織作りを目指している。やんばる産スパイス栽培にも注力し、スパイスワークショップを開催するなど、栽培研究も広げている。亜熱帯気候の沖縄は、スパイス作りに適しているそうだ。いつか名護市が、スパイスの街になることを目指している。

一番人気の「畑のランチプレート」は、日替わり。やんばるの食、スパイスの美味しさがぎゅっと詰まった一皿だ。地元名護産ミルキーサマー&古代米、ハープを効かせたスープ、肉料理、畑で採れた野菜に自家製ドレッシングのサラダ、日替わりデリ、旬の野菜の天ぷらなどが食べられる。スパイスが特色とあって、天ぷらに自家製の薄紫色のハーブ塩「バタフライピーソルト」を合わせるのも新鮮な味わい。

地域食材を知り、素晴らしい自然に感謝して、畑人が誇る自慢の料理を愉しく食べて「やんばるは美味しい!」と盛り上がって評判が広まることは、まさにエシカルトラベル。地元フルーツのスムージーや、スパイスのチャイラテなどのメニューも豊富だ。

日替わり「畑のランチプレート」のやんばる若鶏は、自家製のカレースパイス風味。全粒粉バゲットに自家製マスタード、やんばる豚100%ソーセージの自家製ホットドッグも人気。販売は、野菜やコショウ(ブラックペッパー)の苗木など。店の場所は、やんばるの食が集まる緑豊かな「なごアグリパーク」内。中央には、自由に使える気持ちの良い芝生広場がある。


Cookhal (クックハル)
https://www.instagram.com/cookhal/


自然環境を守る
Nature

やんばるアドベンチャーフィールド(やんばるの森)
(東村)

「やんばる」と呼ばれ、親しまれている、沖縄本島北部。2021年7月に制定された、世界自然遺産登録地域である「やんばる」の森の中は、世界でも珍しい、沖縄固有の独自で多様な生態系を持つ。この1億年前から生き続ける神秘的な古い森を保護しながら、観光客も愉しんで体験できるのが、ジップラインなどの森のアクティビティ! 「やんばるジップライン」は全部で5本。「Go! Go! やんばるー!」のかけ声と共に、やんばるの森の上を飛ぶ。途中、森を歩く際には、絶滅危惧種や珍しい生き物に出会うことがあり、大自然の魅力をガイドが教えてくれる。

農薬不使用の沖縄産コーヒーで知られ、生産地支援のフェアトレード豆も販売し、環境保護に取り組む又吉コーヒー園がある場所に、「やんばるアドベンチャーフィールド」がある。体験前後に、沖縄産コーヒーの美味しい一杯はいかがだろう。又吉コーヒー園では、収穫体験や焙煎体験なども行っている。

提供:OCVB 

やんばるの森の上を飛ぶ、空中散歩! 余裕があれば、海を眺めることができるコースも。生物の多様性を壊さないように、ルート設計の配慮がされている。「やんばる」の地域は、2021年7月ユネスコ世界自然遺産に登録された。沖縄特有の森を実際に感じて自然を学ぶ体験。


やんばるアドベンチャーフィールド

https://yambarunture.okinawa/


宿泊
Stay


EMウェルネス 暮らしの発酵ライフスタイルリゾート
(北中城村)

東シナ海と太平洋を一望できる沖縄県中部、北中城村の小高い丘の上。高層階の部屋のバルコニーから、日中は海まで見渡せる眺めで、夜は街の灯りが煌めく気持ちの良いロケーション。前身は、外資系ホテルで、アメリカの建築技法で造りが広々としている。宿泊することで、心身ともに健やかになってリフレッシュしながら、地球環境の保全に貢献することができる。

「病気にならない暮らし方の発展拠点」を目指し、さまざまな取り組みがされている。また、自社農場を持ち、収穫された卵や野菜をホテルで味わうことができる。

ホテル自家製の発酵調味料(塩麹や甘酒など)を使ったさまざまなドレッシング、自社農園の卵を使っただし巻き卵、無農薬野菜のパエリア、白砂糖を使わずにキビ糖などを使って甘味を出すなど、夕食のビュッフェメニューにも工夫が見られる。

自慢の朝食には、沖縄の長寿料理の「ぬちぐすい」コーナーがある。意味は、「命の薬」。女性長寿日本一の記録を持つ北中城村が受け継いできた健康料理のおかずが何種類もずらりと並ぶ。ほか、発酵食品のトッピングと食べる野菜出汁の玄米粥、南国フルーツのスムージー、もちろん朝の卵料理もある。

提供:EMウェルネス 暮らしの発酵ライフスタイルリゾート


創業のきっかけは「病気にならない社会をつくる」、未病の考え方。その原点に立ち戻り、ホテルを訪れた人の健康が続き、地域の自然環境を大事にするコンセプトを大事にリブランドして現在の名称にしたところ、ウェルネスを意識する女性層も以前より増えたそう。

ホテルには、こだわりのコンセプトを持った特別な部屋を用意している。壁に珪藻土を使った部屋は、自然素材で湿度を調節し、すっきり、冷んやりとした爽やかさを感じる。空気清浄の効能を持つ、植物サンスベリアも置かれている。別のコンセプトルームには、「電磁波対策」の特殊加工をしたWhole Earth Room(ホールアースルーム)も。

通常タイプの部屋でも持続可能な取り組みをし、全室にオーガニックの竹歯ブラシを用意。サスティナブルな資源を使用して、環境と身体への優しさを目指している。また、化学合成洗剤を使用しない、清掃方法を導入している。

EMはEffective(有用な) Microorganisms(微生物たち)の頭文字。宿泊や食など、ホテル内には、善玉菌を利用した発酵の知恵が活かされている。

「暮らしの発酵スパ」「暮らしの発酵 STORE OKINAWA」は、地元沖縄の人々が生活の一部で利用することも多い。ホテル入口近くのストアでは、自社農園の卵や新鮮なオーガニック野菜やお米も売っている。旅先から帰って、日常でも心身健康なライフスタイルを続けるためのアイテムが揃っているのも特徴だ。訪れる全てのゲストに健康と癒しを提供するエシカルなリゾート。味噌や醤油、塩麹などの発酵食品作りのワークショップも定期的に開催、自社農園に咲く沖縄のハーブを取り入れた料理教室や薬草オイル作りなども人気を集めている。

サンシャインファーム

ホテルから約10分のところに、自社農園、養鶏場を持ち、採れる野菜や卵をレストランやカフェで使用している。農薬、化学肥料を使わない農園は、ホテルの食品廃棄物を発酵させて有機肥料として有効活用し、循環型の農業を実践している。

女性に嬉しい効能のある薬草「月桃」もある農園。地元のおばあによる帽子作りのワークショップ開催も。ヤギの名前はナビー


EMウェルネス 暮らしの発酵ライフスタイルリゾート

https://kurashinohakko.jp/

 

観光客・事業者・県民が共に「沖縄らしさ」を大切に、観光を持続的に発展させることを目指す「エシカルトラベルオキナワ」。訪れる人と迎える人が笑顔になれる、“地域と過ごす”優しい旅。公式サイトで、旅のヒントをチェック!

<Information>

エシカルトラベルオキナワ
https://www.okinawastory.jp/feature/ethical_travel/

協力:一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー

 

photo & text by STARRing MAGAZINE編集部

 
 
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