ノートルダム大聖堂の扉が開くー修復工事から一般公開へ

大聖堂の椅子 © Ionna Vautrin

2019年4月15日、パリのノートルダム大聖堂は、その850周年を祝う修復作業の最中に起きた大火災によって、尖塔、身廊と袖廊の屋根、さらに屋根組に損傷を受けた。大聖堂は、2024年12月にその扉が再び開く。


12月7日に祈祷の夕べ、大統領立会のもとで大聖堂の扉が再び開かれる。12月8日午前に初ミサと祭壇の奉献式が実施され、その後、一般向けの訪問が開始される。また、再公開の記念式典も8日間に渡って開催される。

再建の現場では、修復に携わった職人たちが活躍。光の輝きから着想を得た装飾の祭服はフランスの工房とデザイナーのジャン=シャルル・ ドゥ・カステルバジャック(Jean-Charles de Castelbajac)協力のもとでデザイン製作された。大聖堂の椅子は、ランド地方にある家族経営の企業が製作を担当し、デザイナーのイオナ・ヴォートラン(Ionna Vautrin)との協力によるもの。祭壇・祭具は、デザイナーで彫刻家のギヨーム・バルデ(Guillaume Barde)が手がけた美しいデザインだ。屋根や尖塔、鐘楼も、伝統を守り続ける企業や工房により、見事に甦った。

新しい見学順路は、入場が最後の審判の門(中央の門)から行われる。大聖堂への入場に関する情報は、12月初旬にノートルダム大聖堂公式サイトに詳細が公開される。

祭具  © Guillaume Bardet

 

text by STARRing MAGAZINE 編集部

 
 
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