ZUKA IN JAZZ/SONG & DANCE with NAOKO TERAI Quartet『ALL THAT ZZJA/ALL THAT ZZKA』取材会 

登壇者:真琴つばさ、姿月あさと、湖月わたる、風花舞、天寿光希、晴音アキ

寺井尚子カルテット&宝塚歌劇OG が奏でる極上の JAZZ エンタテインメント!

『ALL THAT ZZJA/ALL THAT ZZKA』は、世界的ジャズヴァイオリニストである寺井尚子と宝塚歌劇OGによる夢のコラボレーションコンサート。構成・演出に菅野こうめいを迎え、豪華タッグによる極上のJAZZエンタテインメントが今秋9月開幕する。

真琴つばさ、姿月あさと、湖月わたる、風花舞、天寿光希、晴音アキが取材会に出席し、“ジャズ・ヴァイオリンの女王”と宝塚歌劇元トップスターたちを中心に織りなすバラエティ豊かな内容についてトークを繰り広げた。
*敬称略


ジャズの響きに乗せて、煌めく音楽の競演!


作品はジャズがテーマ。出演オファーを受けた時のお気持ちは?

真琴つばさ(以下、真琴)
昨年、ご縁があって、ジャズの CDアルバムを出させていただきました。本格的なジャズ音楽の扉を開けてそこから進むことは難しいと思っておりましたが、このタイミングでお話をいただいたことをとっても嬉しく思っています。今年2023年は、日本でジャズが生まれて100周年(プロジャズバンドが結成されたのが1923年)、宝塚歌劇団を創立された小林一三先生がお生まれになって150周年にあたる年です。このような記念の年に、機会をいただき、仲間と一緒にジャズを歌えることが楽しみです。

真琴つばさ

姿月あさと(以下、姿月)
自分のライヴやコンサートでジャズを歌うことはこれまでにも多くありましたが、ジャズ音楽だけのコンサートに出演させていただくのは今回が初めてになります。たくさんの宝塚歌劇OG公演の中でも、ジャズのみでショーをする公演は面白いと思います。寺井さんのヴァイオリン、皆さんとの共演も楽しみにしております。

姿月あさと

湖月わたる(以下、湖月)
私も、寺井尚子さんのヴァイオリン演奏で、素敵な皆さんと一緒にジャズを歌ったり、踊ったりさせていただけることを本当に嬉しく思っています。ジャズ、というと私の中では、ジャズダンス。クラシックバレエとはまた違った自由な解放感があり、本当に楽しくて! 宝塚歌劇団でジャズの踊りを学んでさらに大好きになり、ハマりました。ジャズを歌わせていただく機会はありましたが、「CHICAGO」でジャズの奥深さと面白さを知り、壁にぶち当たりながらも歌い続けています。今回もたくさんのことを勉強したいと思っています。

湖月わたる

風花舞(以下、風花)
私はジャズ音楽で踊ってきた経験はたくさんあるのですが、歌を独りできちんと1曲歌うという機会は、これまでほぼありませんでした。最初にお話をいただいた時には、「歌ですが、私で大丈夫ですか」と思わず伺ったくらいです(笑)。踊りもあるようなのですが、メインは歌なので、私にとっては挑戦だと思っています。初めてに近い経験の中で、寺井尚子さんや(構成・演出の)菅野こうめいさん、宝塚歌劇団出身の懐かしい皆さん、新しく知り合った皆さん、このメンバーとご一緒させていただけることを本当に嬉しく思います。

風花舞

天寿光希(以下、天寿)
私自身はあまり現役時代にジャズ音楽というジャンルに触れた公演がなかったので、まず初めに「とっても嬉しい!」と思いました。私はファン時代が長かったので、憧れすぎる諸先輩方の後ろに自分の名前がある、と考えただけで嬉しくて、出演のお話をいただいたときは「はい! ぜひ!」とお答えしました。まだジャズというジャンルもお稽古場も未知数で、どんな舞台になるのかワクワクが止まりませんが、全て学んで吸収するように、ついていきます!

天寿光希

晴音アキ(以下、晴音)
初めてお話を伺った時には、本当に憧れすぎる雲の上のような方々とご一緒なので、「私でよろしいのですか?」という気持ちでした。宝塚歌劇在団中にも、ショーでジャズの素敵な場面、憧れの場面がたくさんありました。個人的にはジャズ音楽を聴くのがとても好きなので、歌劇団を卒業後に、ジャズの歌を勉強してみたいと思っていました。このような機会をいただき、私の持っている宝塚歌劇とジャズに対する愛をすべて込めて、素晴らしい皆さまについていきたいと思います。

晴音アキ

 

メインヴィジュアル撮影のエピソード!


撮影中のエピソードはありますか?

『ALL THAT ZZJA/ALL THAT ZZKA』メイキング映像

湖月
ステージがあってお食事をして音楽を聴くようなライヴレストランで撮影したので、雰囲気がありました。私がメイクをしている時に、歌声が聴こえてくると思い…(風花さんが)「歌ってる!?」となりました(笑)。

風花
勝手に歌ったのではなく(笑)、写真撮影の時に動画も、ということで即興というかアドリブで歌いながら動いてください、と言われまして。ジャズが出てこなくて、ミュージカルの歌を歌って動きました。『CAN-CAN』の歌だったかな(笑)。

湖月
本番さながらに歌っていて、それが完ぺきだったので(笑)、私も歌わなきゃいけないんだ、とドキドキしました(笑)。

真琴
風花さんは、なんでも完ぺきなので(笑)。

風花

そんなことありません、ハードルが上がります(笑)。

(一同笑)

姿月
私は撮影した場所で、自分がライヴをしたことがあったので懐かしかったですね。衣裳は用意していただいたのですが、いろんなアクセサリーを自分で持っていき、ヴィジュアルにも使われています。

湖月
衣裳が入るかドキドキしましたが、入ってよかった!(笑)ずんこ(姿月)さんが言ってくださったんですよね。サイズが入らない場合があるので1人2着用意されていて。第1候補のドレスを張り切って試着したのですが、残念なことに全く入らず(笑)。第2候補を着用させていただいたのですが、入らなかったドレスを…。

真琴
用意されていたのもステキだったのですが、これもシックでいいなと思って聞いたら「湖月さんのです」と言われて(笑)。湖月さんに靴もお借りし、私は全身、湖月さんになりました(一同笑)。

湖月
そのドレスに合わせた靴を持ってきていたので(笑)。

真琴
着替えの時に、寺井さんのヴァイオリンが流れてきたんですね。そこはレストランのお客様がいるような場所ではなく、控えの部屋のようなところでしたが、そこさえも本当に極上の空間にしてしまう魅力を感じました。私は、ジャズ・ヴァイオリンが不勉強であまり聴いたことがなかったのですが、凄く楽しみが増しました。

 

斬新な公演タイトル、
『ALL THAT ZZJA/ALL THAT ZZKA』
(オール・ザット・ズージャ/オール・ザット・ズカ)


公演タイトルを最初に聞いた印象、想像される舞台は?

真琴

一番初めは、正直なところ、「!(ぴっくり)」「?(はてな)」マークですよね(一同笑)。「ズージャ?」「ズカ?」と何度も目にしたり口に出したりしているうちに、とてもスペシャルで良いタイトルだな、と変わってくるので、それが狙いでもあったのかしら、と思っていました。

(構成・演出の菅野こうめいさんが考案したタイトルと聞き、一同驚いて感心。当時のジャズマンが使っていた音楽業界の逆さ言葉で、ジャズは「ズージャ」)

真琴
ジャズマンが使っていたのですね!でもZZKA(ズカ)は、そのままで、逆ではないのですね。

姿月
お洒落ですね。いま、こうめい先生が名付けたと初めて知りましたが、よく考えられているタイトルですよね。 

真琴
実は、(菅野)こうめいさんに内容の構成をいただいた際に、自分たちの希望も入れていただきたいね、と偶然私たちが一緒になる機会があって、次の日にすぐ候補の曲を出しました。こうめいさんは、電話で「(早すぎて)身震いがしたよ。タカラジェンヌの結束力は凄いね」とおっしゃいました(笑)。ジャズをしっかり歌いたい、ということで、候補をいくつか出して、1曲選ばれました。

(姿月、湖月、風花「たまたま」「一緒だったよね」「そうそう」とうなずく)

風花
逆さ言葉にはまだ慣れていないのですが(笑)、「ALL THAT JAZZ」の何でもあり、の言葉からタイトルがきていると思いました。だからこそ、皆んなで話し合って菅野さんにリクエストをしてみよう、気持ちを汲んでくださるかもしれない、ということで纏めた希望を本当に取り入れてくださいました。そのような精神が、だんだんステージの形になっていくのかな、と思います。

湖月
全てジャズの公演はなかなかないので、楽しみです。

真琴
これだけの人数を演出されるのは、こうめいさんも初めてだと思います。宝塚歌劇OGとジャズ演奏の皆さんそして男性ダンサーのパワーで、どれだけ大きなエネルギーを出せるか楽しみにしています。

 

宝塚歌劇OGと縁のあるJAZZの名曲や、意外なデュエットも!


豪華なコラボレーションで期待している内容は?

湖月
しっかりと稽古期間を設けてくださっているので、ひとつのショーを作る感覚なのだと思います。それが、とても嬉しいです。せっかくなので、先程お話に出た、メインの5人でこれぞジャズのハーモニーという挑戦曲も入れていただきました。あと、私は姿月さんとご一緒させていただいた『シカゴ』の作品から、まさかのシーンを披露します。こちらから希望を出したわけではなく、曲のリストが上がってきた時に選ばれていました! いまから楽しみにしています。

姿月
ね! 今回、私は菅野こうめいさんと初めてなので演出も凄く楽しみですし、選曲にも驚かされています。真琴さんと風花さんが組んでいらっしゃる歌も、まさかの曲ですよね(笑)。

真琴
レディ・ガガとトニー・ベネットのデュエットで、最近の動画でも話題になったジャズ曲に挑戦します。

風花
どちらがレディ・ガガでしょう(笑)。

真琴
…はい(一同笑)。

でも、どちらが男役とかではなく、女性同士で歌いますから(笑)。お楽しみにしてください。先程、湖月さんが話してくださった、5人で歌う曲にも大変期待しています。宝塚歌劇団出身の私たちの声は、世界でも稀有なハーモニーが作り出せると考えています。さらに、ジャズという音楽の世界に入ることで、また新たなハーモニーが生まれると思います。

姿月
曲名は当日のお楽しみになりますが、宝塚歌劇の名曲をジャズ風にアレンジしてくださり、初めてジャズ演奏の歌とダンスで表現してお届けします。

(宝塚歌劇団を卒業したばかりの天寿光希さん、晴音アキさんに元トップスターたちが話を向けると)

天寿
昨年7月に卒業し、星組の男役でした。いまも大変緊張しております。緊張しか、頭にないです!!

(一同爆笑)

晴音
私は、昨年10月に卒業しました。在団中は、月組の娘役でした。今回、卒業して初めて、男性の方とも踊らせていただくので、ドキドキしています。

真琴
きっと、今のタカラヅカの薫りは彼女たちがもたらしてくれると思います。

湖月
本日の取材会には参加できなかった彩乃かなみちゃんと3人で一緒に歌うシーンも、良いですよね。色っぽいけどどこかキュートで。どんな感じになるのか今から楽しみです。

真琴
あの歌、とても良いよね。大人の女役が醸し出す色気も見られるのでは、と思います。

これまで共演した仲間とともに、新しい仲間が増えて嬉しいです。

 

ジャズを身近に、私たちと楽しんで!


代表して、真琴つばささんよりお客様へのメッセージをお願いします。


真琴
ジャズに興味がある、という方は周りにも多くいらっしゃるように思います。私たちはジャズの専門家ではない代わりに、逆に、きっとジャズを分かりやすくお届けできる気がします。私たちと共にジャズを身近に感じ、ぜひ楽しんでください!

<Information>

ZUKA IN JAZZ/SONG & DANCE with NAOKO TERAI Quartet

『ALL THAT ZZJA/ALL THAT ZZKA』

出演:真琴つばさ、姿月あさと、湖月わたる、風花舞、彩乃かなみ 天寿光希、晴音アキ、加賀谷真聡、高橋伊久磨
企画・原案:寺井尚子
構成・演出:菅野こうめい

会場・日程:
【東京】日本青年館ホール 2023/9/22(金) ~ 2023/9/24(日)
【大阪】梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ 2023/9/29(金) 〜2023/10/1(日)

一般前売:2023年8月12日(土)10:00〜
チケット料金:【東京】S席 11,500円、A席 7,000円【大阪】全席 11,500円
企画・制作・主催:タカラヅカ・ライブ・ネクスト / 梅田芸術劇場

公式HP:
https://www.takarazuka-live-next.co.jp/stage/2023/zzjazzka/
公式SNS:Twitter @Takarazuka_LN / Instagram @takarazuka_live_next

問合せ:【東京】梅田芸術劇場 TEL.0570-077-039(10:00~18:00)【大阪】梅田芸術劇場 TEL.06-6377-3888(10:00~18:00)

 

撮影:岩田えり

text by 鈴木陽子(Yoko Suzuki)
CS放送舞台専門局、YSL BEAUTY、カルチャー系雑誌ラグジュアリーメディアのマネージングエディターを経て、エンタテインメント・ザファースト代表・STARRing MAGAZINE 編集長。25ヶ国70都市以上を取材、アーティスト100人以上にインタビュー。

 

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